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谷瀬の吊り橋(奈良県吉野)魅力を地元民が紹介。アクセス・見どころなど

谷瀬の吊り橋

みなさん日本一大きな「村」はどの都道府県にあるか、知っていますか?
多くの方が「北海道」と答えるかもしれませんが、実は「奈良県十津川村」です。

その面積は奈良県の約3分の1に匹敵するくらい大きいものです。その十津川村の名物が「谷瀬の吊り橋」という大きなつり橋です。

谷瀬(たにぜ)のつ吊り橋とは?

谷瀬(たにぜ)のつり橋は、その十津川村のシンボル的存在で、「つり橋」として全国的に有名なスポットです。長さ297メートル、川面から54メートルの規模と記載してありますが、なにせ「アクセス」がまず大変です。

谷瀬の吊り橋のアクセスは厳しい!

自動車をお持ちの方でも、ここの山道は大変カーブが大きく、ドライブテクニックも高度でないと通過できません。
そのため、「奈良交通 新宮行きバス」を近鉄八木駅から乗ることを、おすすめします。

このバスは1日2本しかないので、バス指定席で予約を取っておいてから「谷瀬のつり橋」へ向かいましょう。バスに乗って約3時間!やっと「谷瀬のつり橋」に到着します。

谷瀬の吊り橋の魅力とは?

谷瀬の吊り橋 奈良

ここから谷瀬のつり橋を渡れるわけですが、橋のスケールに、まずビックリします。橋の板からところどころ川面が見れますが、ビルの7~8階くらいの高さがあるからです!

しかも風がきつく、このつり橋は「ゆれ」がメチャ激しいときがあります。ここの吊橋を渡って行くわけです。かなり勇気がいります!

現に、数年に何人かの観光客がつり橋から振り落とされてあわや大惨事に!という事例があったすうです
命の保証はありません!それくらい「勇気ある」つり橋わたりなのです。心して渡ってください!!

吊り橋に吉野民の気質が表れている?


ここで、意外な事実に驚愕するでしょう。地元の方は高齢者であり、ほとんど年齢70歳以上なのですが、このつり橋を平気で通過します。ちょっと風があっても、自転車やバイクで、転落すること怖がらないでわたります。

地元の人たちに、谷瀬の吊り橋に恐怖心はないのか、と聞いたら、「死んだらそれで、おしまいやわ」と意外にアッケラカンとしています。ここが都会人とこの地元の人間の違いです。

吉野の人たちは、明治維新のとき、衰退勢力ではあったが、「(江戸)幕府を、守った」という「勇気」をもっているのです。そのため、戦いで命を落とすことは怖がっていない人たちです。

開拓者精神も旺盛で、北海道にも開拓へ行き、「新十津川」という「村」を作りました。
そして、この「ちょっとした恐怖心」を味わってから、この村にある「グルメ」を楽しむのもよいでしょう。

「谷瀬の吊り橋」の詳細は十津川村観光協会のホームページで詳しく案内されています!

最新情報はこちらの公式ホームページをチェックしてください!
http://totsukawa.info/joho/kanko/

【谷瀬の吊り橋の地図・Googleマップ】

名物「柿の葉寿司」と川湯温泉をお試し!


「柿の葉寿司」は奈良県の名物ですが、奈良の中でも、この十津川にある「柿の葉寿司」は、サバの塩分を極力抑え、高級な「柿の葉」を使用しているので、奈良県では一番おいしい柿の葉寿司です。

あとちょっと足を延ばせば、奈良県では珍しい温泉「川湯温泉」とか川の中から温泉が湧き出る名湯があります。ちょっとしたスリルを味わった後は、地元の温泉で疲れを癒しましょう!

奈良観光をお考えの際は、参考にしてください。