芸能・エンタメ

【ネメシス】ドラマが面白くない!つまらない理由は脚本と豪華キャストのギャップ?キャラ設定の謎に迫る!

ネメシス 面白くない

2021年4月クールの日曜ドラマ「ネメシス」。第1話が4月11日に放送されました。

櫻井翔さん・広瀬すずさんと人気タレントのダブル主演と、放送前にバンバン宣伝してたので、ご覧になった方も多いはず。どうだったでしょうか・・・?

「面白かった」「キャストが豪華」と好評だったようですが・・・

「面白くない!」「つまらない!」という悪い反応も激しかったようで、ネットも結構荒れてました。。そこで

  • 「ネメシス」のあらすじや第1話の内容は?
  • 「面白くない」理由はなぜ?
  • ネメシス初回の視聴率は?
  • 日曜ドラマの過去作と比べてどうなの?

という点で「つまらなかった」という意見について考察してみます。

私自身も今クールで一番期待していた作品なんですが、率直な感想として・・・

ネメシスが面白くない(つまらない)?第1話の感想やあらすじを簡単にチェック!


まずは、「ネメシス」のドラマのあらすじや第1話のストーリー、感想など整理します。

ネメシスは探偵ドラマで、櫻井翔演じるポンコツ探偵・風真と、天才的な推理力で風真をサポートする助手・アンナ(広瀬すず)が難事件にに挑むコメディータッチのミステリードラマです。

1話完結の事件で全10話の構成、全話を通じて「20年前の事件で謎の失踪中であるアンナの父親を探す」という大きなテーマがあり、各話が最終回に向けてつながっていく…というストーリーです。

第1話では「磯子のドンファン」呼ばれ豪邸に住む澁澤火鬼壱が命を狙われているという設定。恋人など7人の容疑者のうち真犯人の女性とは・・・探偵事務所「ネメシス」初の依頼を受けた風真とアンナが殺人現場のトリックに挑む!

という事件でした。

櫻井翔・広瀬すずの主演に加え、江口洋介(探偵事務所CEO)、大島優子(事件の依頼人)、伊武雅刀(被害者)など豪華出演者の登場もありまして

・軽快なテンポで時間を忘れそう!

・櫻井翔さんのポンコツ具合がいい

・ネメシス美男美女が全力でふざけてて最高やな(笑)

なんて声もありますね。櫻井翔&広瀬すずのそもそものファンには好評なようです。

一方で、「思ったより面白くなかった」「期待はずれ」という残念な感想も散見されまして・・・

「豪華キャストのわりに内容がない」とか「話の展開がベタというかチープ」といったそっtyクな感想や

など、どんなドラマでも否定的は感想は一定数あるものですし、出演者のアンチ的な人がSNSでディスるような現象も珍しくありません。

それにしても、第一話も見ても個人的な感想も含めまして・・・

残念ながら、面白くなかった!

というのが率直な意見です。

ただ「つまらない!」だけでは失礼なので、ネメシスの初回が悪評だった理由を分析してみたいと思います。

ネメシス(ドラマ)が面白くない理由は脚本とキャストのギャップ?


連続ドラマが不評になる要因としてはいろいろありますが・・・代表的な部分だと

・脚本(ストーリー)
・キャスティング(俳優・女優)
・演技力(演出・監督含む)
・オチ(最終回の結末)

について指摘するファンの声が多いですよね。

また、原作の漫画や小説があるドラマの場合は「原作とのギャップ」という問題もありますが、ネメシスはオリジナル脚本なので以下の点が問題だと推測します。

そこで「ネメシス」第1話についての不評コメントより、原因を探ってみましょう。

1)既視感(他の探偵ものとの比較)

ドラマやアニメの批評でよく言われる「既視感」。既存の作品に似ている、かぶってる問題です。

ネメシスの「探偵ドラマ」「凸凹コンビ」というキャラ設定から、漫画・アニメの「名探偵コナン」と既視感が強いと感じた方が多いようです。「TRICK」と比較しているコメントのありますね。

「探偵」というド定番の舞台設定なので、既存のいろいろな作品がチラつくのは仕方ないことかも?ですね。

2)脚本(ストーリー)が面白くない

中でも、やはり探偵という「ミステリー」さとコメディ要素のバランスに違和感を感じたコメントが目立ちました。本来シリアスな展開が魅力の探偵ドラマにコメディを強く盛りすぎたかな?という印象ですね。

純粋に「推理」を楽しみにした視聴者にしてはあまりにも幼稚で、面白みに欠けるトリックだったようです。

3)豪華キャストとストーリーのギャップ

豪華出演陣、総勢80名以上の出演、毎回スペシャルゲストの登場とキャストについて宣伝文句もありますが、初回についてはキャストの豊富さを活かせてなかった感がありますね。

ガチャガチャした展開で、キャラ設定の魅力が半減してしまいました。

ただ、初回では20年前の事件の前振りや、探偵事務所の設定(名前変えたり)といった説明部分が必要だったので、第2話以降は、もっとキャラクターを活かしたストーリーに期待ですね。

4)キャラ設定・演出に違和感(ベタだ)

3)の脚本と重複しますが、ネメシス初回を見る限りキャラ設定などに「いろいろ盛り込みすぎ」感が強かったですよね。特に・・・

  • ・アンナが超能力(?)でトリックを暴く
  • ・風真が推理する場面でのアンナのカンペ
  • ・風真のダメっぷりが酷すぎる

などにSNSでツッコミが入ってます。それに・・・

第1話のオチ(犯人究明)では「背の低さ」がポイントでしたが、その謎解きが「(踏み台にした)ペットボトルの箱」という部分、あまりにも幼稚なトリックに感じました(個人的意見!)

と、ネメシスが面白くない!と感じた原因を探りましたが、一番端的に説明してくれてるなーと思うツイートがあったのでご紹介します。

「詰め込みすぎ」「キャラ設定のブレ」「謎解きの説明不足」など、正にその通り。思わず「いいね」しましたぁ。

次に、ネメシス初回の評判について視聴率から分析してみましょう。

ネメシスの視聴率は今後盛り上がる?過去のドラマの傾向から考えて見た!

「ネメシス」ドラマの評価や評判について、視聴率の面から分析してみましょう。

4月11日の初回(第1話)放送分の視聴率は

世帯視聴率 11.4%
個人視聴率 6.2%

と発表されています。

(「世帯視聴率」とは1世帯(家族)で誰か1人でも見たらカウントされ、「個人視聴率」は個人ベースで集計した数値になっています)

これは日本テレビの日曜ドラマ(日曜夜22時台~)過去5年間のドラマでは最高の視聴率となるそうです。

初回の視聴率が11%台というと、ちょっと低いのかな?と感じますが、曜日や時間帯を考えると高い視聴率だとか。平日のゴールデンタイム(19時~22時)と比べてはいけないようですね。

そこで、同じ放送枠(日曜日の22時30分~)の日曜ドラマで視聴率を比較してみましょう。

過去5年の日テレ日曜ドラマの視聴率

「今日から俺は!!」(2018年10月~)第1話 9.8%、最終回(第10話) 12.6%

「3年A組 今から皆さんは、人質です」(2019年1月~)第1話 10.2%、最終回(第10話) 15.4%

「あなたの番です」(2019年4月~)第1話 8.3%、最終回(第20話)19.4%

過去5年間の日本テレビ系日曜ドラマのうち、社会的にも話題になった作品をピックアップしてみました。

「今日から俺は!!」はツッパリの学園ものコメディ。時代錯誤的なヤンキー達の描写や原作漫画・主演の賀来賢人の任期などで視聴率も良好でした。

「3年A組 今から皆さんは、人質です」は卒業直前の高校生たちを監禁した美術教師を描くサスペンス学園ドラマ。シリアス過ぎるストーリー展開と主演・菅田将暉はじめ出演者の迫真の演技で話題となりました。

「あなたの番です」はダブル主演でマンションでの連続殺人ゲームに巻き込まれた夫婦(原田知世・田中圭)を描いたドラマ。2クール(20話+特別編)という異例の放送枠やシリアスな展開に、で最終回に向け視聴率がどんどん上がって行きました。
(最終回の結末には賛否両論ありましたが…)

古い作品だと「デスノート」(2015年)などもありましたが、いずれの作品も放送を重ねる毎に盛り上がり、視聴率も上がっていった経歴がありますね。その理由として・・・

・ストーリー展開、脚本が魅力点

・魅力的なキャスト、俳優陣の演技力

・最終回に向けての伏線・どんでん返しに期待

といったドラマとしての完成度が根底にあったからだと思います。

「ネメシス」の初回視聴率が11.4%と好調だった理由としては

・主演2人の固定ファン

・放送開始前に番宣での大々的なアピール

が功を奏した形かと思います。櫻井翔さん(ジャニーズ)・広瀬すずさんのファンがSNSで盛り上がっていましたからね。

ネットの芸能メディア発信のニュースでは、「視聴率好調!」とか「好発信!」という見出しが踊りますが、一般視聴者目線で見るとかなり「忖度」入っている印象です。

一方で「面白くない」「つまらない」という意見がネット上でかなり多かったみたいです。

ネメシスの今後の展開としは、

・事件のミステリー(謎解き)の面白さ

・ギャグ部分の精度・頻度

最終的に「アンナ父失踪の謎」と父の発見、隠された秘密の究明をどう描くか?がポイントとなるでしょう。最終回に向けて、どれやって「伏線」を張っていくのか?第2話以降を注目してみたいと思います!